ワッセナー・アレンジメント（Wassenaar Arrangement｜WA）とは、通常兵器の輸出管理に関する国際的な申し合わせのひとつで、オランダ・ハーグ近郊のワッセナーで設立交渉が行われたことに由来する。

正式名称は『通常兵器及び関連汎用品・技術の輸出管理に関するワッセナー・アレンジメント（The Wassenaar Arrangement on Export Controls for Conventional Arms and Dual-Use Goods and Technologies）』)。通称は「新COCOM」。

目的は、通常兵器及び機微な関連汎用品・技術の移転に関する安全管理の実現、そしてテロリスト・グループ等による通常兵器及び機微な関連汎用品・技術の取得を防止することである。

参加国は41ヶ国

アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、カナダ、クロアチア（2005年6月）
チェコ、デンマーク、エストニア（2005年5月）
フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、日本、韓国、ラトビア（2005年5月）
リトアニア（2005年5月）
ルクセンブルク、マルタ（2005年4月）
メキシコ（2012年1月）
オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、スロバキア、スロベニア（2005年2月）
南アフリカ（2006年2月）
スペイン、スウェーデン、スイス、トルコ、ウクライナ、英国、米国