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経済連携協定

【読み方】
けいざいれんけいきょうてい
【英 語】
Economic Partnership Agreement
【略 語】
EPA

経済連携協定(Economic Partnership Agreement|EPA)とは、特定の2国間又は複数国間で、モノやサービスの貿易の自由化だけではなく、 投資や人の行き来、知的財産の保護や経済政策そのものの調和・一体化など幅広い分野での連携を目的とした協定のことをいう。一般にFTA(自由貿易協定)よりも対象範囲が広い概念である。

FTAが、ある国や地域との間で、関税をなくし、モノやサービスの自由な貿易を一層進めることを目的とした協定であるのに対し、EPAはFTAを柱とし て、ヒト、モノ、カネの移動の自由化、円滑化をし、FTAよりも幅広い経済連携の強化を目指すもので、具体的には投資規制撤廃、人的交流の拡大、各分野の 協力、知的財産制度、競争政策の調和がある。

交渉中のEPAの中で、環太平洋地域でのEPAをTPPと呼ぶ。EPA締結国間で、EPAの適用を受けるには、原産地規則を満たす必要があり、規則を満たす場合には、原産地証明書を取得する必要がある。三国間貿易の場合は、生産国から原産地証明を取得する必要 があるため注意する。

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