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税関検査

【読み方】
ぜいかんけんさ
【英 語】
Customs Inspection

税関検査(Customs Inspection)とは、税関にて申告書類をチェックし、申告書記載の貨物と実際の貨物が同一であるか、税番が正しいかなどを確認することをいう。

税関検査には、現場検査、検査場(改品場)検査、見本検査、全量検査などの方法があり、CY通関(貨物をコンテナに詰めたままの状態で申告すること)で全量検査の指定を受けた場合には、予期せぬ費用が発生する事になる。

関税法では日本国内に輸入することができない輸入禁制品について定めているが、同法69条の8第7項は「公安又は風俗を害すべき書籍、図画、彫刻物その他の物品」を輸入してはならないと規定している。

税関ではこの規定に従い、輸入される物品の内容について検査を行っている。