国際海運簡素化条約
- 【読み方】
- こくさいかいうんかんそかじょうやく
- 【英 語】
- Convention on Facilitation of International Maritime Traffic
- 【略 語】
- FAL条約
国際海運簡素化条約(Convention on Facilitation of International Maritime Traffic|FAL条約)とは、とは、IMOにより1965年に制定され、1967年に発効した条約で、国際物流の円滑化を目的に船舶の入出港の際に税関など関係当局に提出する書類の簡素化・統一化を定めた国際条約である。
日本も1965年に署名はしていたものの、手続の簡素化に手間どったまま、40年近く批准を先送りしてきたいたが、2005年に締結している。
現在の日本の港湾への入出港手続には100種類以上の書類が必要となるが、この条約では一般申告書、貨物申告書、乗組員名簿、危険物積荷目録など8種類に簡素化される。