東アジア地域包括的経済連携
- 【読み方】
- ひがしあじあちいきほうかつてきけいざいれんけい
- 【英 語】
- Regional Comprehensive Economic Partnership
- 【略 語】
- RCEP
東アジア地域包括的経済連携(Regional Comprehensive Economic Partnership|RCEP)とは、東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドの6ヶ国を含めた計16ヶ国が交渉に参加し、広域経済連携をを進める構想をいう。
2013年に交渉が開始され、2015年末までの交渉完了を目指したが、合意に至らず、新たに2016年内での合意を目指す。
関税削減等による物品貿易分野だけでなく、サービス貿易、知的財産権、投資分野においても、参加国内で取引を自由化することが目的である。
TPPが環太平洋における経済連携協定であるのに対し、RCEPは東アジアを枠組みとする経済連携協定。交渉参加国の中には日本など、TPPとRCEPの両方に交渉参加している国もある。